日常点検
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日常整備点検
山王モータースでは、一般の乗用車、トラックなどの日常点検整備はもちろん特殊な車の日常点検整備も承っております。
故障診断機を使用した日常点検・整備
山王モータースでは、故障診断機を使用したコンピュータ診断システムを導入しております。
電子化されブラックボックス化した車の正確なトラブル診断には、必需品です。
コンピュータ制御されているために、オーナー様が車の不調を体感される前に自動的に保管システムが起動し不調をごまかしてしまうためです。
診断機によるコンピュータ診断は、車本来に性能を維持するために必須なのです。
エンジンオイル交換
山王モータースでは、標準オイルとしてワコーズのEXクルーズを使用しております。
5W-30 1,188円/1L(税、工賃込み)
5W-40 1,604円/1L(税、工賃込み)
0W-20 1,604円/1L(税、工賃込み)
オートマチックフルード交換
(ATF交換)
ATFは通常3~4万kmごとに交換するのが良いとされています。
劣化したATFの使用は、シフトショックの増加とともにトランスミッションの寿命を縮めます。
山王モータースでは、全自動ATF交換機を導入することで、通常1度の交換では全量の交換が不可能とされているATF交換を1回の交換で確実に行います。
当社おすすめオートマチックフルード
山王モータースでは、ワコーズのATFハイパーSを使用しております。ATとCVTどちらにも使用可能な高性能なオイルです。一般的にはCVTのオイルは交換不要と言われていますが、どうしても金属粉による汚れ、高温劣化、酸化による経年劣化は避けられません。オイルの劣化はトランスミッションの寿命に大きく影響します。
2,994円/1L(税、工賃込み)
普通車で約6~8L使用します。詳しくはお問い合わせください。
福祉車両 日常点検・整備
福祉車両は、車椅子ごと車に乗れるようにしたリフトシステムやスロープを使用して車椅子ごと乗せる方式、車自体に設置された椅子が車の外にせり出してくるリフトアップ方式など様々な種類があり、またその動作方法も油圧式、電動式と様々です。
山王モータースは、福祉車両の点検整備の資格を取得しており、特殊な設備や装置が装着された福祉車両の日常点検も承っております。
CNG車両 日常・点検
CNG車両は、燃料に天然ガスを使用し、天然ガスを圧縮保存していることが大きな特長です。山王モータースでは、天然ガス自動車検査資格を持つサービススタッフが、安心のメンテナンスサービスを提供しています。
CNG車の日常点検から車検まで、お気軽にご相談ください。
日常点検のポイント
エンジンオイル
エンジンオイルはエンジン内部の摩擦部分の潤滑を行ってエンジンを滑らかに回転させ、さらにエンジン内部で発生した不純物(鉄粉、燃えカスなど)を包み込みエンジン内部に傷がつくことや汚れることを防止しています。
劣化したエンジンオイルは、清浄効果が薄れ、潤滑効果が低下します。そのまま使い続けるとエンジンの寿命を縮め、最悪エンジンの焼き付きなどにいたる場合もあります。
エンジンオイルフィルタ
オイルフィルタはエンジンオイルの中の大きな不純物(鉄粉、燃えカスなど)をろ過し、エンジンオイルをきれいにします。
劣化したオイルフィルタは、目詰まりによりエンジンオイルの流れを阻害し、エンジン各部へのオイル供給ができなくなり故障の原因となります。
補機ベルト
(パワステ・オルタネータ・エアコン・冷却ファン)
エンジンに取り付けられている各ベルトは主に、パワーステアリング、オルタネータ(発電機)、エアコン、冷却ファンなどを働かせるためにエンジンからの動力を伝えます。
磨耗や経年変化で劣化したベルトは、すべりが発生し各補機類の正常な作動を妨げるので、安全な走行ができなくなることがあります。破断した場合には、走行不能となります。
タイミングベルト
エンジン構成部品のひとつであるタイミングベルトは、エンジンの動力をクランクシャフトからカムシャフトに伝えているゴム製の歯付ベルトで、カムシャフトを回転させて吸気バルブや排気バルブなどを動かしています。
タイミングベルトが劣化し、破断または位置ズレが発生するとエンジンが動作不能となり、即走行不可となります。ほとんどの場合、エンジン内部、バルブ周りが破損し大掛かりな修理が必要となります。
LLC(エンジン冷却水)
LLC(エンジン冷却水)はエンジン内部を循環し、エンジンで発生した熱を吸収してラジエーターで放熱することにより、エンジンを冷却しています。また冬季の冷却水の凍結によるエンジンやラジエーターの破損を防ぐとともに、腐食防止剤により錆や腐食を防止します。
LLCが劣化すると、エンジン内やラジエーター類に腐食が発生し寿命を縮めます。また、冬季にLLCが凍結するとエンジンやラジエーター類が破損し、走行不能となります。
エアクリーナエレメント
エンジンは精密構造のため、内部に埃や異物が入ると重大な故障を招く可能性があります。
エアクリーナエレメントはエンジンが吸入する空気中のチリやホコリなどをろ過しています。
汚れたエアクリーナエレメントは、目詰まりにより吸入抵抗となり、燃焼不良が発生します。結果、レスポンスの悪化、燃費悪化をまねきます。
ブレーキフルード
ブレーキペダルを踏んだ力はブレーキフルード(液体)を介してブレーキキャリパやホイールシリンダに伝えられ、ブレーキを作動させています。
劣化したブレーキフルードは、対熱性能が低下し、ベーパーロックが起こりやすい危険な状態となります。
ブレーキパッド
ディスクブレーキはブレーキパッドで円盤状のディスクロータを挟み込むことによる摩擦力によって車を停止させています。ブレーキパッドは摩擦材、ディスク・ロータは金属を使用しているので、ブレーキパッドの方が早く磨耗します。
磨耗限界を超えて使用した場合、摩擦材がなくなると同時に突然ブレーキが利きにくくなり、ブレーキローターも破損します。
ブレーキシュー(ブレーキライニング)
ドラムブレーキはブレーキライニングをブレーキドラムに押し付けることによる摩擦力によって車を停止させています。ブレーキライニングは摩擦材、ブレーキドラムは金属を使用しているので、ブレーキライニングの方が早く磨耗します。
磨耗限界を超えて使用した場合、摩擦材がなくなると同時に突然ブレーキが利きにくくなり、ブレーキドラムも破損します。
ドライブシャフト・ダストブーツ
ドライブシャフトはトランスミッションやディファレンシャルからの動力をタイヤに伝える役目をしています。ドライブシャフトのジョイント部には、回転を円滑にするためにベアリングが用いられており、これを潤滑にするためにグリースが充填されています。それらを路面などの異物(ホコリ、石、水など)から守るために、ドライブシャフト・ダストブーツで包んで保護しています。
ドライブシャフト・ダストブーツが破損すると、内部のグリースが流れ出し、またベアリング部分に水やホコリが侵入しベアリングの潤滑を妨げ、錆の発生、最悪破損にまでいたります。